東亜電化では、金、銅、鉛フリーハンダ、スズ、亜鉛、光沢ニッケル、黒ニッケル、無電解ニッケル、CPF潤滑ニッケルめっき等の各種めっき処理を得意とし、多品種少量生産から量産品まで幅広く対応しています。
東亜電化の代表的なめっき製品
電気ニッケルめっき
ニッケル皮膜そのものが防錆性、耐薬品性を持つ。また、光沢剤の添加により高いレベリング性を発揮し、鏡面の様な光沢面を作り出すことも可能。
亜鉛めっき・クロメート処理
亜鉛めっき＋クロメート処理が定番といえるが、亜鉛素材に対して直接クロメート処理を施すことも可能。ダイカスト素材の場合は合金のため、見慣れた光沢のある虹色にはならないが、耐食性向上や塗装下地としての機能を備え、量産品としての実績も十分です。
| 素材 |
亜鉛（ダイカスト） |
| 処理仕様 |
亜鉛めっき＋化成処理（クロメート） |
| 素材 |
亜鉛（ダイカスト） |
| 処理仕様 |
化成処理（クロメート） |
装飾用クロムめっき
クロムは電気めっきの中で最も高い硬度があり、摩耗性にも優れています。外観の美しさもポイントですが、塩化物以外の化学薬品に対して安定であることから、工業用に多く使われています。
| 素材 |
亜鉛（ダイカスト） |
| めっき仕様 |
銅＋光沢ニッケル＋クロム |
サチライトニッケルめっき
| 素材 |
亜鉛（ダイカスト） |
| 処理仕様 |
銅＋光沢ニッケル＋サチライトニッケル |
| 素材 |
亜鉛（ダイカスト） |
| 処理仕様 |
亜鉛を銅＋光沢ニッケル＋サチライトニッケル＋クロム |
スズ-ビスマスめっき、純スズめっき
スズめっきやスズ合金めっきは半田濡れ性向上を目的として利用されます。東亜電化では半導体リードフレーム外装めっきとして、鉛フリー対応のスズ-ビスマスめっきと純スズめっきを行なっています。
| 素材 |
銅系リードフレーム |
| 処理仕様 |
スズ-ビスマス、純スズ |
TOA-CPF
無電解ニッケルめっき（ニッケル－リン）皮膜中に、PTFE（四フッ化エチレン）の微粒子を複合させためっきです。耐磨耗性、潤滑性に優れることからシャフト、スライド軸等の摺動部品に多く用いられています。また、皮膜は撥水性、撥油性をもつことから、樹脂成形用の金型の離型性向上にも有効です。
