TRI System

強固な接合強度(試験方法)

1. テストピースの形状

下記の形状のテストピースを使用します。


せん断試験片

せん断試験片


突合せ試験片

突合せ試験片


2. 接合強度測定方法


接合強度測定

接合強度測定

接合膜を形成した金属をインサート射出成形により樹脂を接合した後、精密荷重測定器を用いて接合強度を測定します。
精密荷重測定器: MODEL-1840M(アイコーエンジニアリング株式会社製)
引張り速度:5mm/min



3. 評価内容


  1. 初期接合強度の測定
  2. 恒温恒湿試験後の接合強度の測定
    試験サンプルを恒温恒湿槽(80℃、95%)の中へ200時間投入し、24時間自然乾燥のあと接合強度の評価をします。その他の条件はJIS規格-K-6857に従っております。

恒温恒湿試験後の接合強度の測定

恒温恒湿試験後の接合強度の測定

  1. 温度変化試験後の接合強度の測定
    試験サンプルを高温(80℃、30分)と低温(-40℃、30分)を150サイクル繰り返し,(移し変え時間5分以内)24時間自然乾燥のあと接合強度の評価をします。その他の条件はJIS規格-C-0025に従っております。

温度変化試験後の接合強度の測定

温度変化試験後の接合強度の測定