GT STORM

塗装を行わず、無機化合物を含む特殊な溶液を用いて化学反応を利用した表面処理のみで金属部品に着色する新技術。

GT STORM(Mg材、Al材の陽極酸化皮膜)

塗装を行わず表面処理だけで美しい外観を実現。
ダイカスト特有の湯流れ、湯じわ模様が表面処理だけで消え、黒色、白色の外観となります。

命名由来

GT STORM

GEO Nation & TOADENKA Special Technology of  Rising from Morioka


従来の工法(化成処理+塗装)とGT STORM工法の比較

従来の工法(化成処理+塗装)


化成処理+塗装による従来の工法図解

化成処理+塗装による従来の工法図解


GT STORM工法


GT STORM処理で黒色、白色の皮膜を形成することができる。

GT STORM処理で黒色、白色の皮膜を形成することができる。



バリエーション


GT STORMのバリエーション

GT STORMのバリエーション


GT STORMの適用例


GT STORMの適用例。光学系部品、自動車部品、工業用部品


GT STORMの特徴


  1. 塗装工程不要
    GT STORM処理のみでMg、Al合金の黒色化、白色化が可能なので、塗装が不要です。
  2. 美しい外観
    ダイカスト特有の湯流れ、巣穴、湯じわ模様の影響を受けず美しい黒色、白色外観が得られます。
  3. 特徴的な皮膜特性
    膜厚:10μm~50μmの範囲で調整可能。(各々の膜厚で均一性良好)
    硬度:Mg⇒400Hv~、Al⇒300Hv~(膜厚30μm)
    耐食性:塩水噴霧試験 Mg⇒72H~、Al⇒96H~(膜厚30μm)
  4. 寸法均一性
    タップ穴も含め表面処理前後の寸法変化量も均一な仕上がりです。

美しい外観

湯流れ模様がGT STORM後には消え、美しい黒色、白色の外観が得られます。


素材にGT STORMで処理した写真

皮膜特性


処理方法 膜厚 耐食性
(塩水噴霧試験)
恒温恒湿試験
40℃95%
硬度 表面粗さ
Ra
光沢度
60℃
GT STORM
Al
陽極酸化 10μm〜 96h
腐食無し
1450h
変化無し
300〜600Hv 1.0〜1.5μm 0.6〜0.8%
GT STORM
Mg
陽極酸化 10μm〜 72h
腐食無し
2000h
変化無し
400〜600Hv 1.0〜1.5μm 0.5〜0.6%
アルマイト 陽極酸化 3〜10μm 24h
腐食無し
1100h
変化無し
200〜500Hv 素材表面
状態による
1.2〜1.4%

参考)硬度:Al素材20~150Hv 、アルマイト200~500Hv

ビッカース硬度300~600Hvの高硬度を実現。
Mg、Al素材への高耐食性の処理を実現。


寸法均一性

膜厚は10~50μmの範囲で調整可能で、膜厚は均一性があります。


金属 処理 膜厚(μm)
測定箇所
1 2 3 4 5 Avg.
Mg 化成処理+塗装 51.1 58.1 64.1 47.6 40 52.2 28.0
GT STORM 39.8 36.7 36.5 38.6 34.2 37.2 6.4
Al GT STORM 31.9 33.1 29.8 32.1 35.2 32.4 5.9

※ GT STORM 黒色サンプルを用いての試験結果
※ 膜厚:渦電流式膜厚計で測定